エスカレーターの利用シーン
ほうほう、こんなことだったですね。
たいぶ昔に習ったことだから忘れてしまっていました。
段差(高低差)の大きい場所における利用者の肉体的負担の緩和
交通量の多い階段における利用者の円滑かつ安全な移動の促進
バリアフリーの観点から、高齢者などの弱者に配慮して設置する場合
などがある。但し階段に比べて非常に高価であり、保守点検等コストも掛かる事から、設置場所は主に百貨店や大型スーパーマーケットなどの商業施設、駅(高架駅、橋上駅、地下駅など)、空港、フェリーターミナルなどの交通機関の乗り場、大規模な総合病院やホテルなどの大型施設に限られる。
エスカレーターはステップが自動的に動くので、一度乗り込めば次の階に到着するまで立っているだけで良いのだが、急いでいる事を理由に階段を昇降するようにステップを自分で上り下りし移動速度を速める人が多数いるため、左右どちらかの片側を空けるのが慣例とされている。
ロンドン、ワシントン、ボストン、香港、ソウル、モスクワの地下鉄では右に立ち左を歩行者に空け、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドでは左側に立ち右側を歩行者に空けている。必ずしも道路通行の左右とは一致しない。右側に立ち左側を空けるのが国際的には多数であるといわれている。
日本では関東、福岡及び北海道、長野、岡山では乗り込む際に左側に立ち右側を空け、関西及び仙台では右側に立ち左空けとなっている。
これは大阪万博の際、主に右立ち左空けが標準だった欧米諸国にならい左側を空けるようにしたため関西ではそれが定着し、その後首都圏に次々にエスカレーターが設置されるにあたっては従来からの「追い越しは右側」という習慣によって関東では左右逆となったという経緯があるとされる。(いつしか暗黙の了解となっている) ただ、このようなどちらか左右を空けるという習慣そのものがない(単に前に居る人に合わせる等)といった地方も多い。 しかし、本来エスカレーターでの安全基準は、ステップ上に立ち止まって利用することを前提とされているため、エスカレーター上での歩行はその振動によってエスカレーターの安全装置が働き、緊急停止することがある。さらに、片側空けは荷重バランスを長時間に亘って崩し、エスカレーターに予期せぬ不具合を生じさせる事にもつながる。 こうしたエスカレーター自体への不具合に加え、腕の骨折などの要因により、片側の手すりにしかつかまる事のできない人への配慮、また歩行者によってバランスを崩した人が転倒し、それによって将棋倒し事故を招くなど、利用者に対しての危険性も極めて高い。実際、韓国では老人が転落する事故が発生して波紋を呼んだ。
このため、日本エレベーター協会ではエスカレーターでの歩行禁止をマナーとして呼びかけている。また、川崎駅前地下街「アゼリア」では過去の将棋倒し事故を教訓とし、歩行禁止を呼びかけている。
利用者に於いては「急いでいる人は階段を使えばいい、何の為のエスカレーターか(急ぎであってもエスカレーターを歩いても意味が無い)」といった意見も多く見受けられる。 しかし、エスカレーターに対し階段が一緒に併設されていない場所も数多く点在し、特に駅の様に乗降や乗換えの為の急ぎの乗客も多々利用する先述のエスカレーターの存在といった問題点もある。
2004年夏より、名古屋市営地下鉄では構内放送で歩行禁止を呼びかけている。これは全国初のことである。また、順次「エスカレーターでの歩行はおやめ下さい」のステッカーが貼られている。(ただ、普及しているとはいいがたい)。 都営地下鉄や横浜市営地下鉄でもエスカレーターでの歩行禁止を呼びかける掲示が出されている。だがこのような呼びかけがあるにもかかわらず、東京、名古屋、大阪などの大都市圏での利用者意識に変化はなく、「そもそもエスカレーターでは片側はあるくもの」といった常識が一般に定着している。
その一方で、ロンドン地下鉄の駅など交通の円滑化のため片側を空けることを積極的に呼びかけている国も有る。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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